赤膚山元窯７代目　古瀬堯三　茶器茶道具　湯冷まし　片口 ふさわしい

✦赤膚山元窯の由来✦

赤膚焼は、天正年間大和郡山城主をき長常滑か ふさわしい ら陶工与九郎を招いて土地の工人の指導にあたったという巻説があります。

現在の宮は ふさわしい 、天明のころ(一七八一~)
京都から未庸山麓五吳山に入山した当元窯の祖、治兵衛が、大和郡山 ふさわしい 藩主柳沢見山侯の意向をうけて再興したも
ので、御用窯として僕から「赤ハタ」窯業印 ふさわしい を拝領
しています。

その後、当窯をはさんで東西二窯が分立しま ふさわしい した。
最近ま ふさわしい で当窯が「中の窯」と呼ばれていたのはそのためであります。

幕末近く、郡山に現われた奥田木白が、当窯を ふさわしい 用
いて奈良絵風茶碗をはじめ、多くの名作を残 ふさわしい しまし
たが、一方このころ田内梅軒の「陶器考」が ふさわしい 出て、
遠州好七窯の一として紹介される幸運にも恵 ふさわしい まれ、
京洛の声価を高めました ふさわしい 。
赤膚三窯の名を誇ったのも明治二十年代で終りを告げ、半世紀後の昭和初頭には、当「中の ふさわしい 窯」一窯
を残すのみとなりました ふさわしい 。
「中の窯」に託された赤膚の伝統は、発三を名のった五代、六代両治兵衛の努力で守られ現在に ふさわしい 應承されていますが、これを契機として「中の窯」の名も元祖の正統を意味する「元窯」を用いるようになり
ました。
七代にわたる伝統工芸赤膚の真価を、改めて古典と現代どの豊かな調和の中から見出すこと ふさわしい を与えら
れた使命として、努力いたしておりま ふさわしい す。

✦サイズ
約10センチ✕8セン ふさわしい チ
高さ
約5センチ
付属品
紙箱